中国高体連剣道部申し合わせ事項 (抜粋 R5更新)
※__ については各大会による

 

1.中国高体連剣道部の申し合わせ事項は、全国高体連剣道部の申し合わせ事項に準ずる。

 

2.参加資格は、各県ともに予選会または推薦によって団体戦出場校及び個人戦出場者を決定する。

  ただし、

(1)中国高等学校剣道選手権大会は、前年度優勝校は出場できる。

(2)中国高等学校剣道選手権大会の開催県は、男女ともに団体7校出場できる。

(3)中国高等学校新人剣道大会の開催県は、男女ともに団体8校出場できる。

 

3.参加人員は次のとおりとする。

(1)団体戦:各県ともに4校。男女ともに監督1名・選手5名・補欠2名。

  (団体戦は男女とも選手4名、または3名でも出場できるがオーダーは以下のとおりとする。)

  a.選手4名の場合は、先鋒・中堅・副将・大将に選手を配置し次鋒のポジションを空ける。

  b.選手3名の場合は、先鋒・中堅・大将に選手を配置し次鋒・副将のポジションを空ける。

  c.中国高等学校新人剣道大会は、登録選手によるオーダーの変更は試合ごとに認める。ただし、選手4名、または3名でも出場できるがオーダーは、上記a,bに準ずる。

(2)個人戦:中国高等学校剣道選手権大会は、各県ともに32名。監督は出場校より男女ともに1名とする。

       中国高等学校新人剣道大会は、各県ともに8名。監督は出場校より男女ともに1名とする。

 

4.選手の変更について

(1)団体戦において出場に変更のある場合には、学校長の証明と所属高等学校体育連盟剣道専門部長の出場許可書を、各県専門委員長がとりまとめ、専門委員長打ち合わせ会議において大会事務局に届け出ること。

a.変更する選手の人数は原則2名以内とする。

b.中国選手権大会で、選手変更する場合、先鋒から大将までのオーダーは変えられない。

c.中国選手権大会では、参加申込時の選手5名補欠2名に対し、新たな選手を入れる場合は補欠 を飛び越して選手と直接変更することはできない。

(2)個人戦においては、参加申込後は理由の如何に関わらず選手の変更は認めない。

(3)参加申込後、チームの変更がある場合は抽選日の前日までに該当県の委員長が開催県の委員長に連絡する。

 

5.参加申込書の記載には、団体戦・個人戦ともに県内予選の順位を記入する。

 

6.競技運営について

(1)監督・選手以外は、試合場フロアーに入らない。ただし、個人戦については選手以外に1名の付き添いを認める。

(2)医師を配置する。

 

7.試合方法について

(1)団体戦はリーグ・トーナメント戦とし、勝者数法による。

  (試合時間は4分とする。) 

(2)団体戦は、予選リーグ終了時、また、決勝トーナメントにおいて勝者数・取得本数が同点の場合は任意の選手による代表者戦を行う。

1本勝負、試合時間は4分とし、時間内に勝敗が決しない場合は勝敗が決するまで延長戦を行う。延長戦の試合時間4分、時間を区切りながら勝敗が決するまで継続する。延長戦は2回ごとに「深呼吸」・「給水」の休息と休憩を繰り返す。)

(3)個人戦は、トーナメント戦とする。

  (試合時間は4分とし、時間内に勝敗が決しない場合は勝敗が決するまで延長戦を行う。延長戦の試合時間4分、時間を区切りながら勝敗が決するまで継続する。延長戦は2回ごとに「深呼吸」・「給水」の休息と休憩を繰り返す。)   

 

 

8.オーダーミスがあった場合。

(1)試合開始宣告前に発覚した場合は、正規のオーダーに改めさせ、特に罰則は与えない。

   (試合開始宣言とは、その選手が行う試合の「始め」の宣告とする。)

(2)試合中あるいは試合後に発覚した場合は次のように措置する。

   (その試合場の審判主任へ意義を申し出る。)

 [例えば、先鋒と次鋒のオーダーミス]

 先鋒、次鋒とも相手に2本を与えて負けとする。

 先鋒、次鋒とも既得本数は認めない。

 先鋒、次鋒とも当該試合には出られない。

  (試合後の発覚とは、チームの大将戦が終了し、団体の礼が終わるまでに発覚した場合をいう。試合の勝敗は、団体の礼をもって「成立」とし、それ以降の異議申し立てはできない。)

(3)上記「(2)」は、

  aトーナメント戦においては、当該試合のみ適用する。

  b予選リーグにおいては、当該試合及び以降のリーグ戦の試合にも適用する。

(4)オーダーミスをした選手(チーム)の以降の試合は、次のように措置する。

  aトーナメント戦においては、正規のオーダーに改めさせ出場を認める。

   中国新人(フリーオーダー制)においても出場を認める。

  b予選リーグにおいては、出場を認めない。また、補欠の補充も認めない。

 

9.選手心得について

(1)足袋・サポーター・テーピングの使用については、両足可とする。

   ただし、足袋・サポーターについては剣道専用のものとする。

 

10.各県の審判員の派遣割当ては下記のとおりとする。

(1)中国高等学校剣道選手権大会

 a.開催県以外は審判主任を含めて6試合場の場合は9名、8試合場の場合は12名。

 b.開催県は、6試合場の場合、審判長1名、副審判長1名、審判員12名の合計14名。8試合場の場合、審判長1名、副審判長1名、審判員16名の合計18名。

(2)中国高等学校新人剣道大会 

a.鳥取・島根・山口・岡山県は、審判主任を含めて7名。

 b.広島県県は、審判長1名、副審判長1名、審判員16名の合計18名。

 

11.審判員の服装について

(1)中国高等学校剣道選手権大会

 〔上〕白色半軸ワイシャツ、ネクタイ(エンジ色) 〔下〕灰色ズボン、紺色ソックス

(2)中国高等学校新人剣道大会 

 〔上〕紺色ブレザー、白色ワイシャツ、ネクタイ(エンジ色) 〔下〕灰色ズボン、紺色ソックス

 

12.監督会議には各県専門委員長も出席する。

 

13.次回開催県は、前年度(11月から12月)において原則として中国専門委員長会議を開き大会要項・日程等について協議する。ただし、各県専門委員長の了解のもとに文章にて会議に代えても良い。なお、当年5月の専門委員長会議で確認をする。

 

14.竹刀の検印、男女別の色は大会前日の審判会議の時に指示することとし、不滅スタンプ、または竹刀の手元2ケ所にシールを貼ることとする。

 

15.前年度団体優勝校にはレプリカ(5000円以内)を、本年度個人優勝者にはトロフィー(3000円以内)に大会名等を記入して贈呈する。

 

16.組み合わせについて

   団体戦、個人戦とも申し合わせによるルールに従って行う。

 

 

 

審判・試合場の留意点

 

1.審判は「審判員割り振り表」に基づいて行う。準々決勝戦については審判主任、準決勝戦・決勝戦については審判長が決定する。

 

2.個人戦で当該校の選手が出場した場合は審判を交代する。

 

3.第1試合者が立礼の位置についた後、審判長の合図で相互に礼を行い試合を開始する。

 

4.各試合場間の進行に差が生じた場合には、試合場を移動することがある。

 

5.男・女個人戦(1日目)、男・女団体戦(2日目)ともにベスト4が決定した後、第1・第3試合場で男子、第2・第4試合場で女子の試合を同時に開始する。決勝戦については、第1試合場で男子、第2試合場で女子の試合を行う。個人戦は男女別々に、団体戦は同時に開始する。

 

6.2日目の試合開始は、審判長の合図で行う。